
公務員を早期退職して在宅で稼ぐ計画【50代女性のロードマップ】
「このままでは、我慢だけの人生で終わってしまう」
そう気づいた日から、私の準備は始まりました。
私は地方公務員として30年以上働いてきた、50代の女性です。定年延長の知らせに立ち止まったこと、早期退職を決めるまでの迷いは、別の記事に詳しく書きました。この記事では、その先の話をします。
最初にはっきり書いておきます。私はまだ退職していません。このブログの収益も、ゼロです。
つまりこれは「早期退職して在宅で稼げるようになった人」の成功記ではありません。退職を決めた50代の地方公務員が、在職中のいま、何をどの順番で準備しているのか——その途中経過を書く、進行中のロードマップです。結果が出る前から書き始めるからこそ、後づけの美談ではない記録になるはずです。
なお、在職中に収益化はしません。収益を得なければ兼業には当たらないとされているため、いまは記事を書き溜めて、匿名ブログとして公開するところまで。広告やアフィリエイトは退職後、と決めています。
早期退職の前に、何を準備すればいい?
私が在職中に進めている準備は3つです。①退職金の試算、②生活費の最低ラインの把握、③副業の種まき。順番に、実際にやったこと・いまやっていることを書きます。
① 退職金を自分で試算する
「早く辞めると、退職金はいくら減るのか」。ここが曖昧なままだと、決断も曖昧になります。
私はまず、労働組合の手引き(2024年版)を見ながら試算しました。ただ、できるだけ新しい条件で知りたいと考え、次は自分が勤める自治体の退職手当条例にあたりました。条例をAIに読み込ませ、相談しながら計算しました。私のケースでは、50代で退職した場合と60歳まで勤めた場合の差は、約140万円でした。
この差なら、いま続けている投資信託が将来埋めてくれるのではないか——数字を見て、まずそう思いました。投資は年金を受け取り始める頃まで取り崩さず、その間に育った分で差を補えるだろう、という見立てです。だとすれば、退職金のために無理して退職を数年先に延ばすより、心身がまだ健康なうちに辞めるほうが、自分のためになる。試算は、その気持ちを後押ししてくれました。
ひとつ補足すると、実際の金額は、これより少し多くなる可能性があります。近年、給与の基本額が少しずつ上がっているからです。正確な金額は、退職前に人事へ照会するつもりです。年金についても、共済組合に試算を書面で依頼できると知りました。
公務員の方なら、同じ試算ができます。組合の手引きが手元になくても、退職手当の計算方法は自治体の条例として公開されています。読みづらい文章ですが、AIに読み込ませて相談すれば、自分で計算できます。私がやったのは、まさにその方法でした。
このとき、必要そうな部分だけを抜き出すのではなく、条例の全文を渡すことをおすすめします。在職期間の数え方には細かい決まりがあり、抜粋では条件を取りこぼすことがあるからです。お金の準備は、その資料を開くところから始まります。
② 生活費の「守りの数字」を出す
月に最低いくらあれば暮らせるか。この記事では、それを「守りの数字」と呼ぶことにします。退職後、副業で最初に目指すゴールになる数字だからです。
いま、家計簿アプリ(マネーフォワードME)で支出を記録しています。1か月分では足りません。光熱費も被服費も、季節でかなり変わるからです。まず1年分のデータをためて、それから守りの数字を確定させる計画です。
記録と並行して、いまは節約を意識した支出に切り替えています。守りの数字が決まれば、「あといくら稼げば暮らせるのか」がはっきりします。漠然とした不安を、測れる数字に変えるための準備です。
③ 副業の「種」は在職中にまく
3つ目が、このブログです。
ブログは、始めてすぐには読まれません。検索結果に表示されて読まれるようになるまで、一般に時間がかかると言われています。退職してから始めると、その「育つのを待つ期間」を無収入で過ごすことになります。
だから私は、辞めてから始めるのではなく、辞める前に種をまくことにしました。収益化はしない。ただ記事を書き溜めて、公開して、読まれる記事の書き方を練習しておく。収入という実りは、退職後に受け取る計画です。
なぜ「ブログ×アフィリエイト」を選んだのか?
一言でいえば、資金がほとんどいらない資産づくりだからです。
私はもともと、不労所得に憧れて、不動産投資を学んだことがあります。そこで分かったのは、少なくとも最初は、不労どころかかなりの手間と資金がかかるということでした(この失敗談は別の記事に書いています)。
ブログも「不労所得」とは言えないかもしれません。記事は自分で書き続けるものですから。それでも選んだのは、記事という資産を、自分の手で生み出せるからです。資金はほとんどいらず、パソコン1台で始められて、一度書いた記事は寝ている間も誰かに読まれ続けてくれる。
費用の実例を挙げると、私は無料で使えるサービスを組み合わせて、サーバー代0円でこのブログを始めました。有料の構成を選んでも、月1,000円程度からと言われています。私が0円の構成を選んだのは、収益が出ない期間が長い計画だからです。実りを待つ間、毎月の固定費がかからないことは、それだけで続けやすさになります。
収益ゼロの今、この先の計画は?
現在地と計画を整理します。
在職中(いま)
- 記事を書き溜めて、収益化せずに公開する
- 検索やAIの検索サービスに記事を見つけてもらい、ブログを育てておく
- 家計の記録を続けて、守りの数字を確定させる
退職後
- アドセンスやアフィリエイトを申請して、収益化を始める
- ブログだけで生活費が足りない間は、パートで働きながらブログを育てる
大きな目標は、月25万円です。ただし、1本の記事や1年の努力で届く数字だとは捉えていません。ブログの世界では「月5万円を稼ぐ記事を積み上げていく」という考え方がよく紹介されます。月25万円なら、その5本分。数年がかりで積み上げた先にある数字です。だからこそ、育つ時間ごと前倒しできる「在職中の種まき」に意味があると考えています。
50代からの副業は、遅すぎる?
そうは考えていません。50代には50代の武器があるからです。
それは、実体験の量です。親のこと、健康の不安、職場の人間関係、老後のお金——これらを「調べて書く」のではなく「経験から書ける」のは、長く生きてきた人だけです。Googleも、検索品質評価ガイドラインという公開文書のなかで、書き手の実体験を評価する考え方を示しています。AIがそれらしい一般論を量産できる時代だからこそ、本当に経験した人の言葉の価値は、むしろ上がっていくはずです。
このブログ自体が、その実験でもあります。50代・地方公務員・早期退職の準備中という、いまの私にしか書けない現在地を記録していきます。
まとめ:早期退職の準備は、辞める前に始まる
早期退職して在宅で稼ぐための準備は、退職後ではなく在職中に始まります。私が進めているのは、退職金の試算・「守りの数字」の把握・副業の種まきの3つです。
- 退職金は自分で試算できる(組合の手引きや、自治体が公開している退職手当の条例から)
- 生活費は1年分記録して「守りの数字」を出す
- 副業の種(ブログ)は、収益化せずに先にまいて育てておく
辞めてから始めるのではなく、辞める前に種をまく。
この種がどう育ったかは、このブログで報告していきます。同じように「このままでいいのか」と立ち止まっているあなたの参考になれば、嬉しいです。